大開口、軽量化を実現した、
昇降バー式のホーム柵
視認性の高い、腰高式ホームドアと同じ高さ1,300mm。
コスト低減と設置工期短縮を実現、ドア位置の異なるさまざまな車両への対応が可能な業界初の昇降バー式のホーム柵です。
特長
閉状態時の高さ1,300mmを実現
既存の昇降バー式ホーム柵の閉状態の高さが1,700mmあり、列車出発時に乗務員から見通しが効かないため、閉状態の高さを腰高タイプと同等にして、視認性を向上させました。
乗務員からの視認性を向上させるため、腰高式ホームドアと同じ高さ(1,300mm)を実現しました。
可動式ホーム柵と組み合わせ設置が可能
閉状態の高さを腰高タイプのホームドアと同等にしたことにより、腰高式ホームドアと昇降バー式ホーム柵の組み合わせ設置が可能になりました。
機能・性能
開口部にバーを採用
開口部に上下方向に開閉するバーを採用したことにより、さまざまな開口幅を設定できます。従来のホーム柵では対応が困難な、扉間が狭い車両への対応が可能です。
軽量化
1開口約250kg以下の軽量化を実現。駅ホームへの負担を軽減し、従来の腰高式ホームドアの設置が困難な場所への設置も容易にしました。
駅ホームへの負担を軽減
開口部はバーを採用したことにより、風圧の影響をほとんど受けないため、駅ホームへの負担を軽減します。
コスト低減と設置工期短縮を実現
エレベーターに載せられるため、従来の腰高式ホームドアよりも搬入コストおよび設置コストを軽減。設置にかかる工期の短縮を図ることができます。
設置イメージ
注)小田急電鉄株式会社様愛甲石田駅での実証実験
設置レイアウト
システム構成
仕様
外形寸法図
一般仕様
- 材質
- 本体部:鋼板+塗装 (紛体塗装)
基礎部:鋼板+塗装(溶融亜鉛メッキ)
スライダー:アルミ(外装:紛体塗装)
バー:CFRP - 防塵・防滴対策
- IP55相当
- 外形寸法
- D350×W495×H1300(閉時)2217(開時)
- 質量
- W1,000~4,500㎜×H2,000㎜ 250kg以下
- 強度
- 水平荷重:980N/m以上
垂直荷重:980N/m以上
水平瞬間最大荷重:2490N/m以上
瞬間最大風速:50m以下
地震耐性:水平・垂直とも1Gで倒壊しないこと
耐衝撃性:時速6kmで車椅子(200㎏)の衝突に耐えること - 使用環境
- 温度:-10~50℃で通常動作
湿度:90%以下で通常動作(但し、結露を除く) - 扉開閉速度
- 扉開:3.2秒 扉閉:3.7秒
- 駆動方式
- DCブラシレスモータ+タイミングベルト方式
- 動力
- 単相AC200V±10%
- 支障物検知
- 光電センサ
導入事例
ただいま製品導入事例の掲載はございません。