気象庁様向け計測震度計処理部等
一括受注のお知らせ

平成21年3月18日

当社は、気象庁様より計測震度計処理部及びネットワーク機器等を一括受注しました。

気象庁様では、地震防災活動の初動体制を迅速に構築するという目的のもと、その重要な震度を計測するための計測震度計を全国各地に設置しておりますが、設置から一定の年月を経ている機器の更新を行うことになり、今回、その機器等を当社が一括して受注致しました。

今回更新される計測震度計は、処理部のIP化とバックアップ機能の強化を図ることにより、地震発生時に停電が発生しても長時間の運用を行うことが可能な仕様とされています。また、併せて中枢局(気象庁、大阪管区気象台)へ震度観測値を回線網経由で伝送する為のネットワーク機器も同時に納入致します。

当社では、地震防災機器を主力事業のひとつとして位置付けております。過去には全国の自治体向け計測震度計システムを大量に納入した実績を持ち、近年においては早期地震検知機能を搭載した計測震度計「STR-360シリーズ」、気象庁様による緊急地震速報を受信・分析して情報を表示する早期地震警報システム「Tacy Quick」、可搬型の早期地震検知機能搭載地震計「PSキャッチャー:STR-120シリーズ」など意欲的に地震防災機器の開発、製品化を進めてまいりました。

今回、新たに気象庁様向け計測震度計の受注を獲得したことを契機に、地震防災機器事業への更なる取り組み強化を図り、今後も防災機器分野のエキスパートとして社会に貢献してまいる所存です。

★受注台数:計測震度計処理部及びネットワーク機器等 220式