海外向け地震計の出荷台数が累計 200 台を超えました

※適時開示情報で発表した内容を掲載しております。

2024 年 8 月 8 日
会社名:株式会社高見沢サイバネティックス
代表者名:代表取締役社長 髙見澤 和夫
JASDAQ・コード番号:6424

株式会社高見沢サイバネティックス(本社:東京都中野区 代表取締役社長:髙見澤 和夫)は、この度、海外向け地震計の出荷が累計200台を超えましたので、お知らせいたします。

1.概 要

当社は、地震計の開発・販売をはじめて 40 年以上の実績があります。現在では気象庁、各自治体をはじめ、鉄道、高速道路、ダム等のインフラ施設を中心に設置されており、その台数は国内 1,000 か所以上となります。
この地震計は、近年、海外(主に東南アジア)にも積極的に展開しており、鉄道、航空、港湾、道路などを中心に設置され、この度、出荷台数が累計 200 台を超えました。
海外に展開している地震計は、STR-300 シリーズをベースとし、表示言語を英語にするとともに、電源は海外で使用されている 220V に対応させました。地震発生時に観測されたデータをいち早く配信することで減災に役立てるほか、施設の維持メンテナンスに活用されています。
東南アジアは、今後もインフラ整備が急速に進んでいくことが予想されます。
当社は、これからも地震計を中心とした海外向け防災関連事業の拡大に取り組んでまいります。

< 参 考 >

● STR-363
気象庁検定に合格した計測震度計(地震計)です。
気象庁が制定した震度計技術基準の震度計算アルゴリズムを用いて、地震発生時に0から7までの震度階を自動計測し、その地震に付随する種々のデータを記録、保存するとともに、上位システムに通報するための通信機能を備えています。

製品紹介ページ:STR-363
https://www.tacy.co.jp/products/tokki/str/str-363

■高見沢サイバネティックスの取組みついて

高見沢サイバネティックスは、世界初の多能式自動券売機を開発して以来、駅の自動券売機、ICカードチャージ機、ホームドアなど、主に交通システム機器を主力として事業を展開している専門メーカーです。ここで培った技術を応用し、地震計の開発を始めて 40 年以上が経過しました。現在では、防災計測システムの分野で複数の製品・サービスを提供し、防災・減災に取り組んでいます。
今後も社会インフラに関わる分野で「安全」をキーワードに製品・サービスを展開し、「世の中に必要不可欠な会社」を目指してまいります。