
順天堂大学様 当社セキュリティゲート(TAG-14000)ご採用に関するお知らせ
※適時開示情報で発表した内容を掲載しております。
2021 年 5 月 10 日
会社名:株式会社高見沢サイバネティックス
代表者名:代表取締役社長 髙見澤 和夫
JASDAQ・コード番号:6424
株式会社高見沢サイバネティックス(本社:東京都中野区、代表取締役社長:髙見澤 和夫)は、この度、順天堂大学様(所在地:東京都文京区、学長:新井 一)の基幹キャンパスである本郷・お茶の水キャンパスにおいて、体温検知と AI 顔認証が同時に出来る「Sense Thunder-Mini(センス・サンダー・ミニ)」と連携した当社セキュリティゲート(TAG-14000)をご採用いただきましたので、お知らせいたします。
1.順天堂大学様 セキュリティゲート導入の背景
新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たないなか、順天堂大学様では、昨年から十分な感染対策を講じた上で、対面授業とオンライン授業を併用して行われております。この様な状況のなか、医学部等における実習など対面で行う授業の実施回数が減少することにより、学生の学修活動に影響が及ぶのを防ぐため、新型コロナウイルス感染対策の強化として、国内大学で初めてとなる体温検知・AI顔認証機能を備えたセキュリティゲートが導入されました。
2.導入の概要
順天堂大学様が導入されたセキュリティゲートは、当社セキュリティゲート(TAG-14000)と、日本コンピュータビジョン㈱が提供する「Sense Thunder-Mini(センス・サンダー・ミニ)」(※)が連携したものになります。
「Sense Thunder-Mini」は体温検知とAIによる顔認証機能を備えた端末で、これを当社のセキュリティゲートと連携させることで、予め設定した体温を上回る人、事前に顔登録していない人等の通行を物理的に禁止することが可能になりました。
なお、ゲートにはQRコードの識別機能も搭載しており、学外来館者は別途発行されたQRコードをゲートにかざすことで通過することができます。
3.TAG-14000 シリーズの特長
・コンパクトな形状で、筐体にステンレス鋼(SUS)素材を採用したシンプル・スタイリッシュなデザインを採用
・フラッパー(扉部)端面を LED により発光し、扉の開閉をわかりやすく表示・三角形のフラッパーとしていることにより、600mmから 900mmの範囲で自由に通路幅を決めて設置することが可能
・日本コンピュータビジョン㈱が提供する「Sense Thunder-Mini」との連携が可能
(※)「Sense Thunder-Mini」(センス・サンダー・ミニ)
・ 日本コンピュータビジョン㈱が提供、ソフトバンク㈱が導入支援
・ AI(人工知能)を活用した顔認識技術と赤外線カメラを搭載し、所要時間 0.5 秒で、
±0.4 度の精度で温度検知が可能
・マスクや眼鏡を着用したままでも温度検知が可能
・人事データと連携したAIによる顔認証機能を搭載
4.設置状況
順天堂大学様の基幹キャンパスである本郷・お茶の水キャンパス センチュリータワー1階に、合計7台(建物に向かって左側に4台、右側に3台)ご導入いただきました。それぞれ一番右側のゲートは、他のゲートより幅にゆとりをもって設置しており、車いすの学生やサイズの大きい台車も通行できるようになっています。
※ センチュリータワーには、教室、学術メディアセンター(図書館)、学生の医療技術を向上させるトレーニング環境を整えたシミュレーションセンター、就職支援センターなど、学生生活や学修活動を支援する数多くの施設があります。
5.今後の展開
当社は、お客様のご要望にお応えするため、様々なタイプのセキュリティゲートを取り揃えております。
今後もバリエーションを充実させ、社会の安全・安心に貢献してまいります。
以上