小田急電鉄株式会社様 豪徳寺駅で当社ホームドアシステムをご採用いただきました

※適時開示情報で発表した内容を掲載しております。

2024 年 11 月 27 日
会社名:株式会社高見沢サイバネティックス
代表者名:代表取締役社長 髙見澤 和夫
JASDAQ・コード番号:6424

株式会社高見沢サイバネティックス(本社:東京都中野区、代表取締役社長:髙見澤 和夫)は、この度、小田急電鉄株式会社様(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木 滋)より、「中央林間駅」につづき、「豪徳寺駅」におきましても、当社ホームドアシステムをご採用いただくことになりましたので、お知らせいたします。なお、ホームドアの稼働は2025年度中の供用開始を予定しております。

< 特 長 >

(1) ご採用いただいたホームドアは、当社独自の「緊急脱出口」(※)を装備した腰高式ホームドアになります。
(2) ホームドアのシステムは、ホームの天井から吊り下げる形で設置された表示機やセンサー等と連携して稼動しています。当社では、鉄道を利用されるお客様の安全や設置工事の負担軽減を目的として、これらの天井から吊り下げている機器を地上に設置する「地上完結型システム」の開発に取り組んでおります。豪徳寺駅では、その第一段階として、乗務員や駅係員が、列車が定位置に停車したか、ホームドアが正常に動作しているか等の情報を確認する「表示機」をホームドア内に設けました。
(※)「緊急脱出口」とは、列車が緊急時にやむを得ず定位置から外れて停車した場合、乗客が安全・迅速にホーム上へ脱出するための通路で、従来型とは異なり、任意の場所に設置が可能になるなど、当社独自の技術が応用されています。

小田急豪徳寺駅ホームドア

■高見沢サイバネティックスのホームドアの取組みついて

高見沢サイバネティックスでは、「緊急脱出口を装備した腰高式ホームドア」をはじめ、3 本のバーが上下方向に動いて開閉するタイプの「昇降バー式ホーム柵」など、当社独自の機構を備えたホームドアを開発しております。
また、今回一部のユニットでご採用いただいた地上完結型システムの開発を進めるとともに、今後も外付けのセンサーによる回送列車判定システム、列車停止位置検知システム等のホームドア関連システムにも注力し、ホームドアシステム全体としてご提供できるよう邁進してまいります。
これまでに、利用者が多い都心のターミナル駅からケーブルカーの駅まで、様々な場所でご採用いただいております。今後も鉄道事業者様のご要望にお応えし、ホームドアシステム事業の拡大に取り組んでまいります。

(ご参考)
「小田急電鉄株式会社様 中央林間駅1・2番線で当社腰高式ホームドアをご採用いただきました」
(2024 年 10 月 15 日付)
https://www.tacy.co.jp/file/information/6424_20241015.pdf