「昇降式ホーム柵システム」の
ご採用について

※適時開示情報で発表した内容を掲載しております。

平成29年9月19日
会社名:株式会社高見沢サイバネティックス
代表者名:代表取締役社長 髙見澤 和夫
JASDAQ・コード番号:6424

東日本旅客鉄道株式会社様 八高線 拝島駅 に安全対策の一環としてご採用

株式会社高見沢サイバネティックス(本社:東京都中野区中央、代表取締役社長:髙見澤和夫)は、このたび、2012年より開発を進めておりました「昇降式ホーム柵システム」を、東日本旅客鉄道株式会社 (本社: 東京都渋谷区代々木、代表取締役社長: 冨田哲郎)様の八高線拝島駅にて、ホームにおけるお客様の安全対策の一環として、ご採用いただきましたことをお知らせいたします。

導入箇所
八高線拝島駅 5番線 編成両数分(4両編成)
導入時期
2015年3月
昇降式ホーム柵の特徴
☆扉にバーを採用しさまざまな課題をクリアーします。

① 列車運行を大開口でアシスト
バー(開口部)を上下に動かす構造を採用した事により、戸袋部が必要ない為、バーの長さの設定により、大開口、設置レイアウトの自由度が拡がります。また、開口部の幅の設定で、ドアの位置が異なる車両を運行する路線への対応、車両の停止位置が多少ずれても列車の停止位置修正が軽減できます。

② 機器の軽量化と設置にかかる費用の削減を実現
昇降式ホーム柵は、扉の部分を従来型の様な板金を採用した扉では無く、樹脂性バーにしたことで軽量化を図り、更に列車入線時の機器への風圧を軽減しました。軽量化、風圧を受けないことで、ホームの補強や運搬に掛かる費用を軽減できます。

③ スピーディーな開口速度を実現
電車のドアの数に合わせた、複数のバー(開口部)の長さが混在するホームにおいても、それぞれのバーの動作速度の同期をとり、安全を配慮した制御とし、お乗りいただくお客様にお待たせすることなく、安全に乗車いただけます。

④ 優しいアナウンス
待機中(扉閉時)、扉開閉作動時にも乗車いただくお客様への注意喚起を、ブザーだけではなく、音声でご案内する機能を搭載しております。

東日本旅客鉄道株式会社様 八高線 拝島駅
昇降式ホーム柵設置例

以上