株式会社高見沢サイバネティックスは、中国鉄道市場向に特化した硬貨処理ユニット・硬貨処理関連製品を10月より発売開始しましたのでお知らせいたします。

今回発売を開始したのは「中国硬貨処理ユニット」（ESM-2500シリーズ）および中国向け硬貨処理関連製品です。これまで中国鉄道市場向け券売機硬貨処理ユニットは、各種ユニットの組合わせにより構築した製品がほとんどでしたが、今回発売のユニットは開発当初より中国市場に合わせ、仕様も中国向けに特化したタイプとしております。

主な特徴としては、硬貨リサイクル運用、一括投入、硬貨入金口・出金口の近傍化等日本型ユニットの運用性の良さを残しつつ中国硬貨（1元、5角）専用識別、釣銭ユニットのカセット化等中国市場運用にあわせたことが挙げられます。

近年の中国国内における鉄道及び地下鉄路線の発展は目覚しいものがあります。新線の開業や路線の延伸により駅務自動化システムの需要も急速に高まってきており、2007年後半より上海市、南京市、深せん市、広州市、杭州市、天津市等の約20路線の着工が開始される予定です。

当社では、中国の鉄道機器メーカーを中心に本ユニットの券売機への搭載を積極的に図るとともに、関連するメカトロ機器製品を含め、市場への積極展開を図ります。

〈中国向け各種硬貨処理製品〉

１．中国硬貨処理ユニット（ESM-2500シリーズ）
２．中国コインホッパー（CH-NA・NBシリーズ）
３．中国大容量コインホッパー（CH-D9・DAシリーズ）
４．ICトークンホッパー（CH-Tシリーズ）
５．中国硬貨識別計数機（VCCS-2200シリーズ）

※ 上記製品群を軸に2007年度〜2008年度にかけて中国市場での受注金額10億円以上を目指します。