世の中に必要不可欠な会社を目指して

平素は格別のご高配を賜わり厚く御礼申し上げます。

さて、当社グループの第54期(2022年4月1日から2023年3月31日まで)営業の概況及び決算の諸事項につき、次のとおりご報告申し上げます。

平素は格別のご高配を賜わり厚く御礼申し上げます。

さて、当社グループの第54期(2022年4月 1日から2023年3月31日まで)営業の概況及び決算の諸事項につき、次のとおりご報告申し上げます。
当連結会計年度における我が国経済は、ウイズコロナの下で緩やかに持ち直しの傾向が見られたものの、急激な為替の変動や部材供給面での制約、原材料価格の上昇などにより、依然として厳しい状況が続きました。
この様な経済環境のもと、当社グループは 、交通システム機器、メカトロ機器、特機システム機器の専門メーカーとして、鋭意営業活動の展開に注力してまいりました。

その結果、メカトロ機器部門において海外向けユニット製品の売上が減少しましたが、交通システム機器部門において自動券売機等の出改札機器が堅調に推移したこと、また、特機システム機器部門において防災計測システムの売上が増加したことなどにより、売上高は107億1千3百万円(前連結会計年度比8.1%増)となりました。

また、捐益面につきましては、 原価率の低い交通システム機器の改造案件が増加したことに加え、原価の低減及び経費の削減に努めたことにより、営業利益6 億5千万円(前連結会計年度比164.0%増)、経常利益6 億3千4百万円(同194.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4億 5千1百万 円(同310.3%増)となりました。

また、当社は2022年度より各部門の人員で構成する「サステナビリティ推進委員会」を新設いたしました。SDGsが目指す「持続可能な社会」を実現させるべく、各種社内目標を定め、取り組みを進めてまいります。

株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援とご鞭撻を賜わりますようお願い申し上げます。

2023年6月
代表取締役社長
髙見澤和夫